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鬼瓦席、遺芳庵を通りすぎると灯炉が目にとまる。
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梅の古木に迎えられ。
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方丈の前の梅が陽を浴びて輝く。
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臥龍廊を見下ろせば開山堂につながる。
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書院から開山堂に至る手前が偃月池に架かる観月台。秀吉、ねね様も、灰屋紹益、吉野太夫も月を眺めて何を想いしか。
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開山堂から臥龍池をまたぐ臥龍廊、そして、霊屋と丘を登る。
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傘亭は利休の意匠で安閑窟が本名。天井が傘を広げるに似たり。
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傘亭は土間廊下で時雨亭につながる。時雨ても傘はいりません。
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偃月池、臥龍池を配した庭は小堀遠州の作。
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時雨亭から雲居庵におりる小道は藁を敷いた竹藪となっている。
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秀吉と寧々の霊屋..。須弥壇や厨子に施された蒔絵に囲まれて木像が安置されている。
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北政所、高台院湖月尼が秀吉の菩提を弔うため開設。没後、建仁寺三江和尚を開山にむかえ鷲峰山じゅぶざん 高台寺と号す。
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大塚さんに招待券をもらって参観。参観料は大人一人六百円也。
photo:Junko words:Hiroyuki
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岩倉紙芝居館 Junko Digital Alubum 上田 順子
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